エコマテリアルは家電ミックスプラのマテリアルリサイクルに関しては業界トップクラスであり、容器包装リサイクル協会の指定製品利用事業者であり、OA機器や遊技機等のミックスプラにおいてもマテリアルリサイクルのリーディングカンパニーです。
日立、リコー、JFE、東芝、三菱電機、ソニー、パナソニック等を主な取引先とし、お客様へワンストップサービスを提供しています。
家電製品の普及により、私たちの生活は便利になった一方で、廃棄物の増加も深刻な問題となっています。日本はこの課題に対応するため、2001年4月に「特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)」を施行し、使用済みのエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の再資源化を義務付けました。2011年までの10年間で、再商品化処理台数は累計1億3000万台を超え、これは1台を1メートルとすると地球を約3周する規模に相当します。
当社は2003年より廃家電プラスチックのリサイクル事業に参入し、独自の選別ノウハウと高度なトレーサビリティシステムを武器に、家電リサイクルプラントのA・Bグループから信頼を得ています。焼却や埋立てに頼らない再資源化を国内外で推進し、現在では95%超のMR(マテリアルリサイクル)率を達成。国内トップシェアを誇る企業として、循環型社会の実現に貢献しています。
20年以上蓄積してきた独自のリサイクル技術を活かした選別ラインの導入により、多種多様なミックスプラスチックから単一樹脂の再生原料を安定的に生産することが可能となりました。
アミューズメント機器リサイクルプラントとの協力体制によって、国際資源循環の模範的事例を構築しました。従来はサーマル処理しか対応できなかった「水よりも比重が重い混合廃プラスチック」を、独自の比重分離ノウハウを用いることで、高度なマテリアルリサイクルを実現しています。
1996年、「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」(通称「容器包装リサイクル法」)の施行により、PETボトルをはじめとする容器包装廃棄物のリサイクルが全国的に推進されるようになりました。PETボトルはその中でも回収率が高く、日本の環境政策を象徴する素材のひとつとされています。
当社では、埼玉本社工場が「容器包装リサイクル協会」より指定PETボトルリサイクル工場として認定されて以降、PETボトルのリサイクル事業に取り組んでまいりました。回収したボトルは選別・洗浄のうえフレーク状に加工し、製造業者へ原料として販売することで、資源の有効活用に努めてまいりました。
現在、埼玉本社工場でのPETリサイクル事業は終了しておりますが、体制見直しを経て、信頼できるペットボトルリサイクラーへ原料提供を行うことで、PETボトルのリサイクル活動は継続しております。
また一方で、安中市においてペットボトル自動回収機を設置し、安中市と連携した市民サービスの提供にも取り組んでおります。
1996年に容器包装廃棄物のリサイクルを推進させるための法律として、「容器包装リサイクル法」(「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」) が制定されました。対象となるのはガラス、紙製容器包装、PETボトル、その他プラスチック製容器包装です。
当社は2011年以降、再商品化製品利用事業者として四工場ともに日本容器包装リサイクル協会より工場認定をいただき再商品化事業を行っています。
当社が長年培ってきたコンパウンド技術と用途開発力を駆使して、バージン材を使用したプラスチック製品を再生材に代替する事業を展開しており、この分野においても「クローズドリサイクル」「水平リサイクル」を優先させる当社の事業理念を貫いています。
エコマテリアルでは、2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」に対応する自治体にも協力しています。実証試験においては行政によって回収・分別された製品プラスチックを受け入れ、弊社設備にて破砕・選別・洗浄を行い、樹脂別に再生ペレット化するプロセスを構築しました。
この実証により、地域で排出されたプラスチック製品を新たな資源として活用する仕組みが現実のものとなり、持続可能な循環型社会の形成に向けた一歩を踏み出しています。
現在もその成果を活かし、自治体・企業・地域との連携を通じて、制度対応と資源循環を支える仕組みづくりを継続的に推進しています。
当社は廃プラスチックのマテリアルリサイクルを専業として事業活動をしていましたが、取り扱う廃プラスチックの元をたどれば家電製品、OA機器、アミューズメント機器です。当然ながら金属も多く、プラスチックと容易に分離できない部分もあります。これらも一緒に一元管理をして欲しいとの要望がお客様から寄せられ、金属・非鉄金属リサイクル事業にも対応しています。
新断/1枚の金属板のプレス抜き、機械で切ったりした際のクズ
L-1/主にスチール製の事務用品など
メカス/ネジやナットなどを作る際に発生する金属クズ
ブリキ/スズをメッキした薄い鉄板
CPA /鉄製の飲料缶を板状にプレスしたもの
銅/光特号銅・一号銅・上故銅・二号銅・湯沸銅・鉱山向など
被覆線 /CV線・SV線・IV線・Fケーブル線・LANケーブルなど
真鍮/ セパ・コーペル・棒真鍮・真鍮粉・込真鍮・砲金・パルプ砲金など
アルミ/新切アルミ・サッシ・PS(写真)版・鋳物・アルミ缶・ホイールなど
特殊金属/新切ニッケル・ステン・切粉・チタン・タングステン・合金各種
貴(稀少)金属(レアメタル系)/ IC基盤・メモリー基盤・CPU・メッキ各種・プラチナ・パラジウムなど
その他/モーター・トランス・MIXメタルなど